見積書の宛名の書き方・「御中」「様」の使い分け
更新日: 2026年4月2日
見積書の宛名の基本ルール
見積書の宛名は、取引先に対する敬意を示す重要な部分です。書き方を間違えると、ビジネスマナーを知らないと思われてしまいます。
基本的な書き方のパターンは以下の通りです。
| 宛先 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| 会社宛 | 会社名 + 御中 | 株式会社〇〇 御中 |
| 部署宛 | 会社名 + 部署名 + 御中 | 株式会社〇〇 総務部 御中 |
| 個人宛 | 会社名 + 部署名 + 氏名 + 様 | 株式会社〇〇 総務部 山田太郎 様 |
| 個人事業主宛 | 屋号 + 氏名 + 様 | 〇〇デザイン事務所 山田太郎 様 |
「御中」「様」「殿」の使い分け
御中(おんちゅう)
会社名や部署名など、組織に対して使う敬称です。特定の個人を指定しない場合に使います。
例:株式会社〇〇 御中 / 〇〇株式会社 営業部 御中
様(さま)
個人に対して使う敬称です。担当者名が分かっている場合はこちらを使います。最も丁寧で汎用的な敬称です。
例:山田太郎 様 / ご担当者 様
殿(どの)
目上から目下に対して使う敬称とされており、ビジネスの見積書では使わないのが無難です。社内文書では使われることもあります。
見積書では「様」を使いましょう
最も重要なルール:「御中」と「様」は併用しない。「株式会社〇〇 御中 山田太郎 様」は間違いです。個人名を書く場合は「様」だけを使い、「御中」は省きます。
部署名・担当者名がわからない場合の対処法
- 会社名だけ分かる場合:「株式会社〇〇 御中」で問題ありません
- 部署は分かるが担当者名が不明:「株式会社〇〇 営業部 ご担当者 様」とします
- 担当者の漢字が不確か:事前にメールの署名や名刺で確認しましょう。間違った漢字は非常に失礼です
- 個人か法人か不明:相手が個人事業主かどうか分からない場合は、「〇〇 様」が最も無難です
宛名を間違えた場合の修正方法
見積書の宛名を間違えた場合は、修正テープや二重線での訂正は避け、正しい内容で新しい見積書を作成し直すのが原則です。
見積書は正式なビジネス文書であり、修正の跡がある書類は信頼性が低下します。オンラインツールを使えば、入力内容を修正して再度PDFを出力するだけなので、手間なく正しい見積書を再作成できます。
既に送付済みの見積書に誤りが見つかった場合は、お詫びのメールとともに正しい見積書を再送しましょう。